もう、学校に行きたくない。
周りのみんなと関わることが怖い。
それでも勉強はしたいし、高校にだって行きたい。
でも、このまま不登校を続けると中学生の授業内容なんてさっぱり分からない。
自分には進学は無理なのかな。
学校内でいじめにあっている、周りに友達と言える人もいない。
先生も信用できない。
とても辛いですよね。
私の中学時代は父親を亡くし、ものすごく小さい中学校だったので部活動以外は学校に行きたくありませんでした。
私はまだ部活動があったので完全不登校にはなりませんでしたが、家庭の事情や周りとの関係が上手く行かず、学校に来なくなった友人もいます。
そして塾講師のアルバイトをしていたとき、1人の生徒は塾には度々やってきていましたが、家庭の事情かなにかでどうやら不登校なのだと聞かされたことがあります。
高校には行きたい。
でも中学生レベルの授業をまともに受けていない。
そんな自分でも高校に通えるのだろうか。
それより外に出ること自体が怖い。
ご両親としては全日制の高校を勧めたいと思うでしょう。
それより、あなたがあなたのスタイルで学びたい。
そして学べる場所があることを知ってもらうために、こういう進路のスタイルがあるということをお伝えします。
メジャーは「定時制高校」と「通信制高校」
定時制高校は毎日学校へ通うことが必須
定時制高校は、大体夕方から4時間ほど登校して授業を受ける事になっています。
年代もバラバラで、もちろん中学生で不登校だった人もいれば、働きながら高校卒業を目指成人の方もいます。
まず、「毎日登校をする」ということで、外に出て誰かとコミュニケーションを取らなければいけないというハードルは、不登校の人には大きいのではないかと思います。
ですが全日制と同じようにテストもあり、進学や学習の習熟のサポートを直で先生から受けられることを思うと、高校卒業資格を決められた期日で取得するには良い制度だと思います。
通信制高校は自分のライフスタイルに合わせて学習ができる
学校によって様々ですが、スクーリング制度はあります
ですがほぼ自宅で与えられた課題をこなし、レポートを提出という形で学習を進めていくのが「通信制高校」です。
通信制高校はれっきとした高等学校で、卒業すれば高校卒業資格ももちろん与えられます。
そして通信制高校の入試はだいたい面接や、書類が多いようです。
「どうしてここの学校に行こうと考えたのか。」
と聞かれることが一番多いと思いますので、そこはしっかり押さえて面接に挑むことがいいです。
定時制高校と違い、通信制高校はスクーリング日以外登校しなくてよい分、自分で学習の進め方を考えていかないといけないところはあります。
ですが今ではスクールカウンセラーやサポーターがいる学校もあるので、多く資料を取り寄せてよく考えてみると良いと思います。
下記のようなインターネットで検索してパンフレットも手軽に取り寄せることも出来ますよ。
なるには進学サイト「通信高校」
※無料で資料請求
また、通信制高校は単位制なので、自分で管理しながら高校卒業を目指せ、意外と
学園行事も多いので、参加したいと思ったら参加する形も取れます。
最終的に中学生以降の進路をどう決めるかは自分次第
高校進学はしたいが、中学校へはもう行きたくない。
人と接することが怖い。でもこの先勉強もしないで家にこもっていても仕方がない。
中学生なら誰しも悩む時だと思います。勉強が嫌いでないのなら、私は自由度の高い
「通信制高校」をおすすめしたいと思います。
実際、高校中退した塾の生徒が働きながら通信制高校に入学し、そこから専門学校へ進学した話があります。
その生徒曰く、自分が前の全日制高校の先生より親身になって相談してくれたことが大きかったようです。
もちろん全日制高校の先生も親身になってくださる先生はおられますが、そもそも通信制高校は不登校だった中学生の受け皿になっているということが大きいのです。
そういう生徒の心に寄り添い、進学について一緒に考えてくれる姿勢が多くあるようです。
現在はインターネット社会です。
どこにいても、学びは受けられる時代になっています。定時制だから、通信制だからと後ろめたく考えることはなくなりつつあります。
大切なのは自分が何を学んで何をしたいか。そこが一番大切だと私は思います。
ぜひ、素敵な高校を見つけて自分にあった学習スタイルでたくさん学んでくださいね。