家庭学習の指南 進学について

【すらら】なら不登校でも出席扱いに?不登校の自宅学習ならこれ

日本の不登校の子どもの数は年々増えていると言われていますが、当事者である子どもや親の大きな悩みの一つが勉強面についてだと思います。
今は学校に通えていなくても勉強で置いていかれたくない、あるいは中学校や高校に上がるのをきっかけに学校に戻りたいと考えている子も少なくないのではないでしょうか。
不登校の子どもの支援場所としてまず思い浮かぶのはフリースクールや教育支援センターですが、通いやすい場所にない場合やそもそもそういった場に出ていくことに抵抗がある場合も…
それなら今は自宅学習のツールがオンラインサービスも含めてたくさんあるし何とかなりそう、そう思った方もいるかもしれませんね。
でも不登校の子にとっては、どこから勉強を始めるべきかわからない、自分だけではコツコツ継続するのが難しい、分からない問題が出てきても聞く人がいない…等々の壁が立ちはだかるせいで、途中で挫折してしまいがち。
そしてこういった部分までしっかりフォローしてくれるオンライン学習システムというのは、まだまだ少ないのが現実なんです。
そんな中、不登校のお子さんがいる家庭から広く支持を受けているのが「すらら」というオンライン学習システムです。
すららは無学年方式の学習とレベルに合わせた出題で一人ひとりに合った学習を進めることができ、学習の記録が詳しく残せることや担当のコーチのサポートが手厚いこともその特長。
さらにそのしっかりしたシステムのお陰で、すららを使った自宅学習が学校の「出席扱い」として認めてもらえるかもしれないとのことで…?!
今回は不登校のお子さんの可能性をグッと広げてくれるすららの特長を実際利用している方の口コミもチェックしながらまとめてみました。
現在、不登校にお悩みの方の参考に少しでもなれば幸いです。

※一定条件を満たせば出席扱いも可能
↓↓↓↓↓↓
不登校でお悩みの方へすららで自分に合った自宅学習

すららの概要

まずはすららのおおまかな内容をまとめてみました。

小学1年生から高校3年生まで幅広い範囲を網羅しており、受験にも対応していることがわかりますね。
ただし、私立特有の込み入った問題の扱いはないようですし、中学受験については基礎固めにはいいけれど戦略を練ったり場慣れをすること等を考えると塾との併用が望ましいとのことでした。

すららの受講料は以下の通りです。

年齢で細かく分かれていない分、大変分かりやすい料金体系といえます。
まとめ払いだと少し割安になるので、ぜひ利用したいところですね。
実はこの受講料が他のオンライン学習教材と比べるとちょっと高いという声も少なくはないのですが、後ほど詳しくご紹介する充実した内容や手厚いサポート体制のことを考慮すると、私は納得できるレベルかなと思いました。
塾よりは安い!という声もありましたよ。
なお、入会金10,000円はたまにキャンペーンで無料となるようなので、タイミングが良ければ浮かせることもできるかもしれませんね。

すららの特徴【メリット】

それでは次にすららの特長を見ていきましょう。

すららの特長①とっつきやすいアニメーション教材

すららの学習はゲームのように取り組める「対話型アニメーション教材」。
プロの声優の吹き替えを担当したアニメのキャラクターが語り掛けてくる映像を見ながら学習を進めていくのがその特長です。
勉強と聞くと難色を示すお子さんでも、ゲームやアニメが好きなら遊び感覚で抵抗感なく取り組めそうですよね。
アニメーション教材だからといって内容まで軽いわけでは決してなく、丁寧な解説がわかりやすくて好評のようです。

また、オンラインで講義を聞くスタイルの学習方法はつい適当に聞き流してしまって、結局あまり身につかないということにもなりがちですが、すららは自分が答えなくては先に進まない場面がどんどん出てくるので、自然と集中できます。
他の教材では次第に画面を開くことが無くなってしまったお子さんでも、すららなら続けられているという声も聞かれました。
勉強は習慣づけがとても大切ですから、楽しいから続けられる→勉強するのが当たり前になるのは一番理想的な流れだと思います。

すららの特長②自分だけの学習プランとレベルの自動調整

筆者が一番素晴らしいと感じたポイントです。
すららでは決まったカリキュラムを進めていくのではなく、1人ひとりの学習プランを「すららコーチ」という担当の先生が組んでくれるんです。
そのプランは子どもの理解度だけではなく、学習面、生活面含めた子どもの特性をしっかりヒアリングした上で作られるもの。
お子さんによっては集中力が続きにくかったり,暗記が苦手だったり、こだわりが強かったり…といった特性のせいで勉強に上手く取り組めなかった経験がある子もいるかもしれませんが、すららコーチはそういったところまで考慮して無理のないプランニングをしてくれるそうですよ。

また、間違えた問題が繰り返し出てくる反復機能は他の教材でも見られますが、すららの反復機能はただの繰り返しじゃないんです。
一度つまずいた問題は少し難易度を下げた形で再度出題し、確実に理解できるように導いてくれます。
ちょっと心が折れやすいタイプの子でも、そんなスモールステップを重ねることで自信をつけていくことができそうですよね。

すららの特長➂ 無学年方式のシステム

学校の勉強から離れてやや時間が経っていると、学年をさかのぼって学びなおす必要がある場合も多いですよね。
そもそも、自分がどこまで理解していてどこから学ぶべきなのかが良く分からなくなっている、というパターンも少なくないのではないでしょうか。
でもすららのシステムは無学年方式をとっているので、学年にとらわれることなく必要な単元から学習を始めることができます。
いくらさかのぼり学習がシステム的に可能だとしても、あえて「〇年生の単元ですよ」という記載があるだけで何だか心が萎えてしまいそうな気持ちは良く分かるので、学年の枠を完全に取っ払っているのはとてもいいと思います。
また、分野ごとに体系的に学ぶことができるのは効率よく学習を進めることにも繋がり、本人の頑張り次第で学校の勉強に追いつくことも可能となるとのことですよ。
この学びなおしがしやすいシステムは利用者からも大変好評なようで、口コミでは「お陰で苦手意識を解消できた」「遅れを取り戻せた」という声が多数聞かれました。

すららの特長④学習履歴の管理システムがある

リアルタイムの履歴管理機能ではどこまで学習が進んだか、あといくつ単元をクリアすれば学校の勉強に追いつけるのかが一目瞭然です。
目標設定が常に見える化していることが本人のモチベーションに繋がりますし、親が進捗状況を確認しやすいのもいいですよね。
年齢が上がるにつれて「勉強どこまでやったの?」のような親のセリフに思わずイラッとしてしまった経験、今では親となった我々にも覚えがありますよね~…。
あまり干渉しすぎず、でも陰ながら学習の進み具合はしっかりチェックしておきたい!という親心も、このシステムならしっかりフォローしてくれそうです。
加えて、学習履歴の詳細がきちんと残ることは「出席扱い」として認められるための要件にもなってきます。
この履歴を校長先生を始めとした学校の先生方が確認し、学習をきちんと進められているかどうかを判断することになるので、ここはとても大事な部分ですよ。

すららの特長⑤すららコーチの存在

すららコーチとは学習の計画を立てたり、質問に答えてくれたり、保護者サポートも含めて子どもの学習を支えてくれる人です。
すららコーチの役割を担うのは、お住まいの地域に住む現役の塾講師とのこと。
子どもの勉強のことを良く分かっている人なので安心して任せることができそうですよね。
自宅で1人で勉強するのは継続するところに一番の壁があるのかもしれませんが、そんな中でも定期的にメッセージを送ってくれたりわからないことを質問できたりする相手がいるというのは、大きな励みになると思います。
実際に利用している方からは「毎回返信も丁寧で、子どもの専属コーチという感じがする」「毎週連絡が来るのがありがたい」といった声が多く挙がっており、頼りにされていることが伝わってきました。

すららの特長⑥すららでの勉強が「出席扱い」になり得る

不登校の子どもが進学を考えた時に一番悩むのが「出席日数の不足」です。
出席日数が足りないことは内申点において圧倒的に不利なんですよね…。
一応、以前から自宅でのオンライン学習を出席扱いにして評価の対象とするようにという話はあったものの、実際にはほとんどの学校で「学校に通ってナンボ」のやり方が長く続いてきたわけです。
ですが、2017年に「教育機会確保法」という不登校の子どもの学びの機会の提供に関する初めての法律が施行され、それを受けた形で支援の在り方が全国の教育委員会や学校に改めて示されました。
今後は不登校の子どもが勉強を続けられる環境がこれまで以上に整っていくことが期待されるので、「出席扱い」と認められた実績の多いすららでの学習を、学力面だけではなく内申点の面でも進学に繋げていけるチャンスが広がりつつあるといえます。

自宅学習を出席扱いと認めてもらうには7つの要件(こちらのページを参照)があるのですが、そもそもその制度自体をよく知らない学校も多いといいます。
要件を満たすには学校の理解が必須なので、その道のりは簡単なものではないことは想像できますよね。
その点、すららは要件に見合う学習を提供するだけでなく、出席扱いを認めてもらうにあたっての親への様々なアドバイスも行ってくれるとのこと。
これは大変心強いですよね。
出席扱いになるということは子どもの可能性を大きく広げてくれることに繋がりますから、これは不登校のお子さんがいるご家庭にとってはかなり大きなメリットといえそうです。

なお、すららの公式ページによると、2019年の実績で約6割が出席扱いとなったということです。
6割…この数字を多いと見るか少ないと見るか、微妙なところではありますが…。
文部科学省からの通達があったとはいえ、認めるかどうかの判断は各学校や教育委員会次第となるようです。
今後、より一層の理解が進むことを期待したいですね。

さて、ここまですららの特長ということで主にメリットをお話してきましたが、最後にデメリットとして挙がっていた声もチェックしておきましょう。

すららのデメリット

「簡単すぎる」
学習習慣がしっかりある子や理解力が高い子にとってはやや物足りないという声が少なからず挙がっています。
レベル的に勉強の遅れを取り戻す、基礎力をしっかり身につけるといったことを目指すのに最適な教材であることは確かなようなので、お子さんによってはそのように感じる子もいるようですね。

「すららコーチの当たりはずれがある」
正確には当たりはずれがあり「そうだ」といったところでしょうか。
なぜなら、「すららコーチの対応がきめ細やかで心強い!」という声と「すららコーチに多くを求めてはいけない…」という声の両方があるからです。
メールの返信一つとってもかなりの温度差があるようで…。
すららコーチの存在はすららの大きなメリットであると同時に、そこが満足できないと続ける意味自体が大きく損なわれると思うので、ここはよく見極める必要がありそうです。

「システムが重い、遅い」
バグが多い、システムがどうにも重い、という声もちらほら…。
お使いのネット環境や端末にも左右される部分なので、一概にはいえませんがとちょこちょこ見受けられました。
ただ、改善されてはきている、という声もありましたよ。

すらら なら不登校でも出席扱いに?不登校の自宅学習ならこれ まとめ

以上をまとめると、不登校の子どものすららでの学習については

① パソコンやタブレットで学習するシステムで小学1年~高校3年生の内容をカバー、5教科対応(学年による)で受験にも対応している。受講料は入会金10,000円に月額料金が小中コース・中高コースで8,000円、小中高コースで10,000円で、入会金キャンペーンやまとめ払いで割引もある。

② 対話型アニメーション教材なのでゲーム感覚で楽しく取り組める。一方的な講義ではないので理解が深まり集中力も保てる。

③ 理解度や性格等も考慮にいれた自分だけの学習プランを作ってもらえる。また、間違えた問題はレベルが自動調整された内容でやり直せるなど、スモールステップで確実に学習を進めることができる。

④ 学習履歴の管理システムがしっかりしていて、到達度や学校の勉強に追いつくまでに何が必要かなどが一目瞭然に示される。親も学習の進捗を確認でき、出席扱いの認定にも役立つ。

⑤ すららコーチという担当の指導者がついて、学習プランの作成から質問への解答、保護者サポートなども担ってくれる。

⑥ すららの学習が学校での出席扱いとして認められる可能性がある。これまでも多くの実績があり、また国で定められた要件を満たすためのアドバイス等もしてもらえる。

⑦ デメリットとしては「簡単すぎる」「すららコーチの当たりはずれがある」「システムが重い、遅い」という口コミが挙がっていた。

ということが分かりました。
すららは決して難易度が高い教材ではありませんが、学びなおしがしやすく自分のペースで学習を進めることができるので、一度学校、勉強から離れてしまった不登校のお子さんにぴったりの学習システムだと思います。
さらに進学を控えたお子さんにとっては出席扱いになる可能性があるという点が大きな意味を持つはずですので、お子さんの可能性を広げるためにもぜひすららを検討してみてはいかがでしょうか。

 

※一定条件を満たせば出席扱いも可能
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不登校でお悩みの方へすららで自分に合った自宅学習

 

 

 

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