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不登校の要因には先生も入る!? 不登校の原因はそこにもあった

どうして学校へ行けなくなってしまったのだろう。

何か原因があるのではないか。

 

お子さんが不登校になってしまった時、親御さんはこういう悩みを抱えることでしょう。

事実、学校での「何か」が原因で不登校になってしまうケースは多いのです。

いじめ以外にも学習についていけない、なども十分な理由になります。

 

本来、このような場合において一番頼りになるのは担任である教師の方でしょう。

ですが、全てにそれが適応されるわけではありません。

私(現在大学2回生)の経験も踏まえて、説明していきたいと思います。

 

担任の先生は頼りにならない?

最初に言わせてください。

全ての教師の方が当てはまるわけではありません。

私自身も先生方に親身になって頂いて沢山助けて頂けたこともありますから。

 

しかし、そうでない場合もあります。

少なくとも私にとって、中学生の半ばから後半での担任は非常に頼りにならない存在でした。

当時、いわゆるイケイケのグループの子に目を付けられたことがありまして。

まあ、いじめまではいかないのかもしれませんが、普通に悪口言われたりと色々あったのです。

私自身にとっては最悪の中学時代であったと言えます。

 

母と一緒に担任の先生に相談しに行きましたよ、当然。

私にも一因があるのかもしれないですけれど、よってかかって悪口言われる筋合い無いですからね。

高校受験も控えていましたし。

 

なのに、担任ときたら何て言ったと思います?

 

「あの子たちは入学当初からそうだったから」

 

なんて言ってくれるんですよ。

要約すると、

 

卒業までもう少しだから耐えてね。

修学旅行も来てね。

それが原因で欠員が出たら困るから。

 

ということです。

若干私の恨み節が入っていると思いますが、実際こうだったと記憶しています。

一応母にも確認取りましたし。

もうこの時点で、私の担任に対する信頼度は地にめり込むほどでした。

 

信頼できる「大人」の存在

中学高校といった多感な時期の子供たちに必要なのは信頼できる「大人」の存在です。

親には言えない悩みを親身になって聞いてくれるような。

甘やかすのではなく、解決策を導いてくれるようなそんな存在です。

 

この時期は親の言うことを素直に聞けないお子さんが多いかと思います。

だからこそ、外部にこのような存在が必要なのです。

その中で、一番の候補に学校の先生、特に担任教師が挙げられるでしょう。

生活する中で一番身近な大人ですからね。

 

その担任が、どうにも頼りにならない場合。

もう子供は何して良いんだか分からなくなるものです。

私も高校受験を控えていなければ、学校に行かなくなっていたと思います。

まあ、その後無理がたたって折角合格した高校なのに不登校になるんですけど。

今は置いておきましょう。

 

とにかく、担任が頼りにならなければお子さんは教室にだって行くことを戸惑われることは必至ですし、学校からだって足が遠のくのは仕方の無い話なのです。

一番怖いのは、無理して元気を装って学校に行ってしまうこと。

親御さんの時間が許す限りは、お子さんの話を沢山聞いてあげてください。

変だな、と思う場合は本人にではなく学校や他の知り合いに最初から聞いてしまうのも手かもしれません。

この時期の子供は隠し事がとっても上手になってしまうので、なるべく目をかけてあげてくださいね。

 

学校は決して「安全な場所」では無い

むしろ針の筵になることもしばしば。

学校で上手くやれていない子にとっては毎日が綱渡りなのです。

補助してくれる筈の先生も頼れなかったら、最早成す術などないと思ってしまうのも仕方の無いことだと思います。

 

ならば、どうするか。

もし私が親なら、自分の子供をそんな学校に行かせたりはしません。

不登校を推奨するわけではありません。

ですが、子供を守るには必要な措置に入ると思います。

 

学校は箱物です。

箱の中に色んな境遇や考えを持った子供たちを詰め込むのです。

そりゃあ、何が起こっても不思議じゃありませんよね。

先生と子供の信頼、先生と親御さんの信頼。

この双方が成り立たなければ、学校は決して安全な場所であるとは言い難いのです。

 

子供を守るための方法が不登校であるのなら、私はそれを忌避する必要は無いのかと考えます。

ただそれ以上に、お子さんも親御さんも努力が必要となります。

行かない以上、本来ならば学校が処理してくれる手続きなども全部自分でやるしかなくなりますし、肝心の学力も自分でものにしていくしかありません。

ですが、今の時代では学校に行かなくても十分に学力を得るだけの環境がそろっています。

この点に関する心配は必要ないでしょう。

 

改めて言わせて頂きますと、全ての教育機関、また先生方がそうであるわけではありません。

一生の付き合いができると思える先生もいます。

ですが、そうでない場合も当然あるということだけは覚えておいてください。

不登校の原因が先生であっても全くおかしくない時代なのです。

ですので、お子さんにとって何が必要でどうやって生きていけば良いのか。

しっかりと親子で考える時間を設けてください。

大事なのはお子さんが将来どういう風にありたいのかというヴィジョンですので、親御さんはお子さんが自分の事を考えられる環境を整えてあげてくださいね。

(元不登校児/大学2回生)

 

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