不登校「なんか」で全部が終わってしまうほど、人生そんなに甘くは無いぞー!
残念ながら不登校になったら人生終わりということはありませんでした。
本当に残念です。
人生はまだまだ続きます、幸いなことに。
ですので、不登校はただの通過点でしかないのです。
以上が不登校になってその後社会に復帰した私の感想です。
不登校って何か特別な事みたいに思っていませんか?
間違ってはいないでしょう。
かく言う私もなかなか経験できないことだとは思っていますし。
でも、それだけなんですよ。
なかなか経験する機会が無いだけで、している人はしている。
もしかしたら隣に座っている同級生がそんな経験をしたかもしれないなんて想像つきますか?
つかないでしょう。
自主的に話題に出すようなことでもないですし。
とにかく、不登校ってなんか特別な感じだけど別にそれで人生180度変わってしまうわけではありません。
いや、そういう人もいるかもしれませんが、少なくとも私は更なる重荷を背負った感覚なので劇的な変化ではありませんでしたね。
不登校になるとは?
学校に行けなくなるということです。
もちろんその後復帰した方もいるでしょうし、あるいは辞めて、別の学校に転入したりする方もいるかと思います。
不登校になったあと、どのような対策を取るかは本人次第で、周りの助力があればある程度の環境改善は可能になるのかもしれません。
しかし、学校とは全くの縁を切ってしまった場合はどうでしょう。
私はそういうタイプで、一部の先生を除いて信頼できる先生はそういませんでした。
それが不幸な事なのかはさておいて、以上の様な経緯から私は完璧に学校教育というものから足を洗ってしまったというわけです。
今日では小中高大と多数の割合を占める認識においては進学するのが当然の風潮であるとされています。
これに関して言えば、あくまで私の主観ですのであしからず。
話を戻すと、そういうレールの上からずり落ちで盛大にずっこけてしまった訳です。
まあ、人生も一貫の終わりという気分になってしまっても仕方が無いかと思います。
当時は先が見えなかったので、余計にしんどい想いをしましたが。
不登校というのはどれだけのスパンなのかは個々の差があるとはいえ、一時的にでも日常から外れてしまうことです。
そう考えると自分は非常に恐ろしい道を選んだのだなと思いました。
人生とは?
前提として、人生語れるほど長くは生きてはいません。
まだまだ未熟者のクソガキです。
それでも、まあ経験値と言えばちょっとばかし同世代の人よりかは濃密なものがあるくらいです。
ほんの少しだけどね。
それを踏まえて考えると、以前の自分は今よりさらに物事分かっていなかったなあと。
恥ずかしいばかりで、反省すべきことが多い人生です。
若輩者であるのに、これだけ恥ずかしいのだからこの先どうなるのだろうと戦々恐々するばかりです。
でもそれでも色んなもののおかげで生きていられます。
やりたいことも見つかったので、少しずつそれに向かっていければいい。
翌々考えてみれば、不登校で終わるわけ無かったんですよ。
それを理由に終われるほど私は強い人間じゃあないし、きっと不登校で悩んでいる人だって、それを過ぎてしまえば後悔しながら悩みながらもそういう風に考えることができるんじゃないかな。
とは言え、この考え方が良いとは思わないし、きっともっと立派に生活している人だっているだろうから、それについては深くツッコまないでください。
私の個人的な意見で、体験談というだけのことです。
つまり、何が言いたいのかと言うとですね。
どれだけ現状が絶望的であったとしても、ある程度は何とかなるということです。
私の問題はその「ある程度」の中に収めることができたので、こうして今もあがくことができるのです。
人生って、本当に不思議なものだと改めて思いました。