家庭学習の指南

科目別 学力を落とさない!

不登校になってしまって勉強で悩む中学生の皆さん。

高校受験も視野に入れますと、学力の面で悩む方は多いでしょう。

今までは学校のスケジュールに合わせて勉強していれば良かったのが、これからは一人で勉強するほかありません。

 

もちろん、塾に通うという手はありますでしょう。

でも、人に会いたくない方は絶対に家から外に出るのは嫌だと思いますよね。

今回は一人でできる勉強方法について項目別にお教えします。

 

国語の勉強法~実は難しい

国語って実は勉強する上で一番難しい学問であると思うのです。

あくまで個人の見解ですが。

 

国語で必要な能力は、漢字の読み書きに加えて古典の文法と読解、現代文の読解でしょう。

それに加えて言葉の意味解釈も入ってきます。

この中で一番簡単に習得できるのは、もちろん漢字です。

覚えれば良いだけの話ですからね。

ひたすら問題を解き続けていけば、成果は上がるかと思います。

同様のことは古典の文法にも言えますね。

暗記で覚えられる点は、積極的に反復して繰り返すことで身に付いていきますので是非やってみましょう

 

対して難しいのが読解問題です。

これは教科書を活用して勉強するよりも、参考書や問題集を参照しながら解き方のコツを覚えていくことが大事です。

かく言う私も読解だけはどうにも苦手で、「作者に共感」しすぎる所為で見当違いの答えを選んでしまう傾向にありました。

当時指導して頂いた先生曰く、

 

「本文中に書いてあることを選べば良いから!」

「余計な想像や妄想、邪推はしないように!!!」

 

とのことです。

答えは本文の中にあるという前提で解いていくと、痛いミスを減らしていけます。

後は速読力を高めるために、日頃からの読書をおススメしますね。

つまり、「活字に慣れろ」ということです。

 

数学の勉強法~意外と一人でできてしまう

私の場合、高卒認定試験を取るためにしたことは、まず中学生時代の勉強をおさらいすることでした。

現役生だったときは数学など理数系の授業が苦手で、思うように成績が振るわなかった記憶があります。

ですが、家にて一人で勉強を一からするとなった時、実は数学が一番効率良く学習を進めることができたのです。

 

前述した通り、国語というものはそもそも明確な答えが無いわけですから、私のように色々妄想したり考えすぎてしまう人は、出題者の求める答えを逃してしまうことが多々あります。

対して数学では答えはどんな時でも一つしかありません。

 

「こうかもしれない、ああかもしれない」

 

という不確定な現象に悩まされる必要は無いのです。

まずここが一番の安心ポイントと言えるでしょう。

次に必要なのは、公式を覚えていくということ。

これさえ間違わず、ケアレスミスを気を付けていれば後はどうとでもなるのです。

 

私の時は最初に教科書をすべて読み、公式をまとめ、問題を解いていきました。

間違えたものは2,3日後に再び解き直すことを繰り返して、教科書記載の問題がすべて終わったら、問題集や参考書に移る。

そして問題を解いて間違ったら数日後に解き直す、を延々と繰り返しました。

「解き慣れる」という感覚が大事になってきますので、毎日の日課にすると良いでしょう。

 

英語の勉強法~覚えることが一番多いかもしれない

英語は言わずもがな他言語です。

単語の意味、熟語の意味、文法の他に、読解やライティング、リスニングなど考えるだけで頭が痛くなってきてしまいますね。

 

英語で厄介なのは、ライティングや読解よりも「リスニング」なのだと塾の先生はおっしゃっていました。

そもそも外国語を聞く機会があまり無く、ネイティブの発音に至っては聞き取れないことも多々あります。

ですので、英語の勉強では問題集や参考書に付属しているリスニングCDを聞くことを習慣づけてください。

 

私の場合、単語や熟語はその言葉を利用した英文をノートにひたすら書いていた記憶があります。

単体で覚えるのが難しく、文章の中で記憶した方が効率的だったからです。

もちろん個人差はありますので、自分が一番覚えやすい方法を取るべきでしょう。

 

文法や読解の訓練は教科書と参考書を併用して問題を解いていました。

その際に、教科書で出てくる文法事項は別のノートにまとめていましたし、教科書に出てくる長文も書き写して隣のページに翻訳していました。

分からない単語があれが色付きのペンで下線を引いて、同じページにまとめたり。

とにかく一目見ただけで分かるようにしていましたね。

 

ただ、こう言っては元も子もないのですが、英語は慣れです。

ライティングには訓練が必要ですが、読解に至っては繰り返し読んでいくことで何となく癖がつかめてくるんですね。

学術論文とか小説とか、変に偏った感じのジャンルはまだ中学生の皆さんは読まないと思いますので、問題集や教科書をひたすら読み込んで英語慣れしていきましょう。

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社会科の勉強法〜範囲がめちゃくちゃ広い

そう言えば社会科の授業って科目が少し変わりましたっけ?

私の時は、地理、公民そして歴史でした。

その中でも得意科目は歴史で、多分一番良かったかと思います。

 

さて、社会科の勉強は何にしても範囲が広く面倒くさいことが特徴です。

正直上で紹介させてもらった3教科よりも私は苦手でした。

その中でも地理が鬼門で、何をどうして良いのか分からなかったですね。

 

社会科の勉強を独自に行う上で基本となるのは、教科書を読み込むこと。

そして問題集を購入して問題を解いていくことでしょう。

中学生向けの問題集は、定期テストを前提に作られています。

学校に行かずとも、どれだけの学力が必要なのかそれで分かるかと思います。

 

歴史に置きましては、まだ中学生ですので時代別に大事だと思う個所をピックアップして覚えていくのが良いでしょう。

歴史というものは壮大な物語でありますので、時系列に覚えてしまう方が簡単です。

また、これはどの強化でも同様なのですが、教科書内の太文字は絶対に覚えましょうね!

大事なキーワードですので、その言葉の意味などは最低限覚えておくべきことです。

 

地理、公民は前述した通り教科書と参考書を併用してみてください。

参考書の中にも覚えておくべきポイントや、問題を解くためのコツが記載されていますので、それを参考に学習を勧めましょう。

広い分野ですので、1日の勉強の割り振りはしっかりと!

ダラダラやっても何も頭に入りませんよ!

 

理科の勉強法~数学などの要素もある

 

理科が一番厄介でした。

私の中で言うと地理の科目のような扱いですね。

 

・計算もしなければいけない。

・歴史的なことも覚えなければいけない。

・あとはひたすら用語の暗記。

 

理科と地理に共通していることってこれだと思うのです。

さて、理科の勉強法ですが、マストアイテムは各教科共通で教科書です。

教科書にすべてが載っているとは限りませんが、知らなければいけないことはほぼ全て記載されていると言っても良いでしょう。

ただ、理科って結構用語に関しても難しいものがあるんですね。

ですので、噛み砕いて教えてくれる参考書は絶対に横に置いておきたい!

問題も載っていますし、買って損は無いと思いますよ。

 

さて、理科で必要な数学的要素は皆さん想像つきますよね。

遺伝の法則だったり、重力の計算だったりそのた諸々。

ですがこれ、やはり公式が存在していますので、あまり重く考えずに公式を暗記して問題を解いていく方法で大丈夫です。

 

用語や、法則を発見したい人については暗記で良いでしょうが、計算は積極的に色んな問題を解いていってくださいね。

私はこれが億劫になって理科系は挫折したんですけれど、理科はこれが肝になっていきます。

用語や法則を知っていても、計算問題が解けないと半分しか点数行きませんから、計算苦手な方は特に踏ん張りどころです!

 

まとめ

さて、此処まで五科目の勉強法を紹介してきました。

まとめますと、

 

・教科書は必須

・参考書、問題集があると更に良い

・問題に解き慣れている必要があるので、色んな問題を何度も解こう

・継続が何より大事

 

ですね。

ただ、一人での勉強はいずれ限界が来ます。

どうしても、それ以上ができなくなってしまうのです。

それはモチベーションの問題であったり、理解力の問題であったりしますが、何にしろ突破口が必要となってきます。

 

もし、塾に行くことに抵抗が無ければ、個人塾などを探して行ってみるのも手です。

ですが、どうしても人に会いたくない、合うのが怖いという方は、通信教育を受講することをおススメします。

 

塾に行く費用よりも安く済む場合が多いですし、最近ではネットを通して質問などができるサービスも豊富です。
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中学生で学校に行けなくなり、学力について悩む方は本当に多いでしょう。

皆さん、自分に合った勉強法を見つけて効率良く学習を進めてください。

その時、自分の周りを見る必要はありませんよ。

ペースを守って真剣に勉強すれば、学校に行けなくて学力が劣ることは絶対にないのですから。

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