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小学校における不登校の子供の心理はどうなのか

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小学校でも不登校は増えています。実際数字でも平成28年度で0.5%と低い数値なのでなかなか身近にいないとピンと来ないかもしれません。ただ、たとえ低い数値だとしても全くいないわけではなく、ある一定数はいるということです。不登校になってしまうのには様々な理由があります。無理に行かせるのが正解とは限りません。
不登校の子供の心理はどんな状態なのでしょうか。理由も一緒に考えていきたいと思います。

ケース1:環境変化についていけない

1年生になって入学をすると、がらりと環境が変わります。今は幼稚園や保育園も小学校入学を視野に入れて卒園近くなるとあれこれしてくれますが、それでも環境は変わります。大好きだった先生と離れ、もしかしたら仲の良かった友達とも別の小学校に入ることになるかもしれません。学校に行く道も変わるでしょう。大きなランドセルを背負って登校班や場合によっては1人で学校まで行きます。授業の時間は決まっていて、ずっと座っていなくてはいけません。休み時間も決まっています。宿題も毎日のように出て、と幼稚園や保育園の頃とは色々なことが変わります。こういう環境の変化は1年生にとっては大きなストレスになります。
幼稚園や保育園に行っていれば長時間親と離れる経験はしていますが、このようなストレスを抱え不安になると、親から離れたくないという気持ちになり、それが結果として不登校に繋がってしまうのです。

ケース2:勉強が難しい

子供によって成長のスピードはそれぞれです。早く出来るようになったから偉いとかすごいということでは決してありません。けれど、ゆっくりすぎてしまうと、ついていかれずに辛くなってしまいます。学校は個々の子供のスピードには合わせてくれません。1人遅れているからといってその子のためだけに待つことは出来ません。わからないまま授業は進み、宿題もわけがわからず、テストは散々。その子だって時間をかければ出来るようになるはずなんです。けれど、待ってくれないからどんどん置いていかれる。授業が辛くなる。出来ない宿題を抱え続ける。その結果、学校に行くことができなくなってしまうのです。

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ケース3:自尊心の芽生え

ケース2にも繋がるのですが、だんだん自尊心が出てくることによって、恥ずかしいという感情が強く出てくるようになります。出来ない自分を見せたくない、という気持ちの芽生えです。上手く出来ないのが恥ずかしいのです。どんなに「失敗してもいいよ」「間違えても大丈夫」と大人や友達が言っても、自分が駄目だと思ったらもう無理なんです。テストの点数が低いのが恥ずかしい、運動が苦手で恥ずかしい、音楽や図工が上手にできなくて恥ずかしい。どうしてもみんなの前でなにか発表しなくてはいけない場合、そういうのが苦手だったり、内容が自分の不得意な分野の場合、それは大きなストレスです。大人だってそうですよね。あがり症の人が人前でプレゼンとか拷問に感じると思います。子供だって同じです。そこで頑張ってうまくいかなくて何か言われたら、傷つきます。傷ついて学校に行かれなくなってしまうのです。

ケース4:人間関係

クラスメイトの中には合う子もいれば当然合わない子もいます。クラス全員が手をつないで仲良しこよし、というのは実際問題なかなかの難題です。だって子供だって1人の人間ですから。相性はあります。けれど、どうしたって席替えやグループ活動で苦手な子と一緒になることもあります。それがストレスになる子もいるでしょう。もちろん好きな子と以外は嫌というのはわがままですが、どうしても生理的に受け付けない子が存在するのは事実です。また、学年が上がると先生の見えないところで陰口や、ひどいとイジメが起きやすくなります。これは耐えればいいという問題ではありません。不登校も仕方がありません。自分に危害を加える人間と同じ空間にはいたくありません。
クラスメイトだけではなく、担任の先生との相性もあります。先生との関係も上手く築けないと学校生活は苦痛です。だって、教室で頼るはずの人を頼れないんですから。担任の先生によってクラスは大きく違います。ベテランの先生が何でも出来るとは限りませんし、新任の先生が頼りないとも限りません。特に次に書きますが特性のある子にとっては、合わない先生に当たるとどうしようもなくなります。

ケース5:発達障害

定義される子が増えたのか本当に増えているのか実際のところはわかりませんが、今は発達障害やグレーゾーンの子供が増えています。そういう子供たちには配慮がある程度必要になります。明らかに支援学校や支援学級の子供は最初から配慮がありますが、普通級のお子さんだと、ちょっと違います。介助員や支援員がつくかどうかは学校の判断も必要になります。学校側や担任の理解が得られないと配慮がなされず、苦痛を強いられる可能性もあります。これだけ特別支援に対する関心が高まり様々研修がされていても、それでも普通級だけでは難しいことが多々あります。通級等もありますが、やはりクラスの中でやっていくには連携が必要になります。そこが歯車が合わないとやはり不登校になってしまうことがあります。こういう子は1度行かれなくなってしまうと、なかなか学校に行くきっかけが作れずにずるずると不登校が長引いてしまうこともあります。

どうしてあげればいいのか

不登校になってしまったとき、親御さんも先生方も心配してあれこれしようとすると思いますが、まず、待ってください。お子さんの話を何も言わずに聞いてください。SOSのサインを、どうして学校に行かれないのかを聞いてあげてください。その時に説教はいりません。急かしてもいけません。アドバイスもいりません。とにかくお子さんの話を聞いて原因の根っこの部分が何なのかを見つけてください。もしお子さんが言葉でうまく伝えられないなら手紙として書いてもらってもいいでしょう。最初にするべきは話を聞いて、受け入れてあげることです。行かれないことに罪悪感を覚えさせてはいけません。今辛いことを受け入れて休ませてあげてください。受け入れてくれたことに対する安心感があることで、お子さんの心は少し和らぎます。それから今後のことを考えましょう。焦ってはいけません。どんと構えてください。
親御さんが焦らせなければ、落ち着いてから今後を一緒に考えて行動してくれれば、お子さんは安心して、もしかしたら何かの節目で学校にまた行かれるようになるかもしれません。だから、待ってあげてください。親御さんはお子さんの味方であることだけをずっと伝えてあげてください。

小学校における不登校の子供の心理はどうなのか まとめ

不登校になってしまうと家の中はギスギスしがちです。我が家もそうでした。けれどそれは余計にお子さんを追い詰めてしまいます。どうか家庭は安らげる、安心して身を寄せられる場所であってください。それを作れるのは親御さんだけです。安心感を感じることが出来たら、お子さんはまた1歩踏み出せるようになるかもしれません。理由はたくさんあります。お子さんそれぞれ気持ちは違うと思います。正解はありません。それでも大人は方法はたくさん考えられるはずです。どうかお子さんの傷ついている心に寄り添ってあげてください。

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