「学校に行きたいのに行けない」
「学校に行くのが不安だな」
不登校で悩む児童や生徒の数は年々増加しています。
塾やフリースクールに通っているお子さんもたくさんいます。
でも、家からなかなか出られないお子さんのいます。必然と「勉強はどうしよう」と不安に感じるでしょう
そこで、参考書や問題集を使う勉強方法を考えて見ましょう
小学生の勉強編
小学校の勉強は、すべての勉強の基本となるものがほとんどです。
いきなり参考書を買うのではなくて、まずは、教科書をしっかり読んで意味を理解します
少し難しく感じるでしょうか、もしそうなら基礎的なものがしっかり説明してある「基礎参考書」を利用します
例えば教科書ガイドがよいですね。学校の教科書の順番や内容に沿って、構成されていますので、ひとつづつ理解できるようになっています。
参考書の購入は書店が一番いいですね、今はネットで購入できますが、やはりお子さん自身が自分の目で見て、「この説明ならわかる!」というものを選んでください
ネットは気軽に買い物ができますが、楽しみにしていた参考書が自分には合わなかった、、、なんてことになるとせっかくのやる気が失せてしまいます。
そして、参考書を使って最初にすることは、まずは学習項目を理解しましょう。
例えば、算数なら、考え方や解き方を理解してから教科書の類題や、学校の算数ドリルが解けるようになるまで、繰り返し行います。この繰り返しが大切なんです。数字は繰り返し行うことで簡単に見えてきます、公文式学習がそうですよね、何度も繰り返し繰り返し同じことを行います。
そして、学校の進度が気になったら、学校の先生と連携を図って、今、クラスのお子さんが習っているところを教えてもらってください。
もしも、中学受験を考えているなら、基本的なものもですが、いわゆる応用問題もできないといけません。
その場合は、基本を理解した上で中学受験用の参考書を利用して、より深いところまで学習するようにしましょう。
参考書をある程度理解出来たら、自分の実力をはかるために理解度をチェックします
参考書についている問題部分や問題集を使って問題が解けるかどうか確認しましょう
もし、解けなくても模範解答をまずはなぞって解答と何が違うのかを見つけます。そして、再び参考書の問題をやってみます。
ここまですると、教科書は理解できています。安心してください。
お子さんが「自分ができる!」と思った教科はどんどん先にすすみましょう!得意な教科がわかって、進む道がわかってきます
学校授業では解らなかったことが見えてくるのです。家庭学習の良いところですね
中学生の勉強編
中学生の場合は否が応でも、「高校受験」という皆さんの大切な進路決定が控えています。
もし、学校に行っていないと、「高校受験」に関してはとても不安になってしまいますよね。正直、出席日数が入試に影響する可能性はあります。
しかし、学校によっては考慮してくれる場合もあるので、保健室に登校など出来ることは頑張っていってみてください
ただ、出席日数の問題がクリアできたとしても、学習面に関しては自分でもしっかり頑張らないといけないですよね。
多くの公立高校入試の場合は、中学入試のように、教科書範囲を逸脱するような問題が出題されることはほぼありません。
ですので、しっかりと教科書の内容が理解できるようにすることが必要です。言い換えれば教科書さえしっかり理解できていれば大丈夫という事です。
参考書には、面白い覚え方や詳しい資料が書いてあるので教科書に書いていなくて参考書に書いてあることを覚えておくと、定期テストや、入試で高得点を狙うことができるようになります。
おすすめの参考書は
- 理社 は図や資料が多いもの
- 英数国 に関しては教科書準拠のもの
とくに、英語は自分で教科書本文を英語から日本語に直したり、日本語から英語に直したりできるようになると、よりよいので、参考書や問題集の他に教科書ガイドもお勧めできます。
しかし、気になるのは勉強のペースです
近年では、多くの中学校でホームページ上にシラバス(年間指導計画)を載せていますので、それを目安に勉強を進めていくといいです
最後に
勉強をひとりでするとしんどいかもしれません。
そんな時は親御さんも自分の体験や塾のこと、経済的に余裕があれば、家庭教師の必要性などをお子さんと話しあってください
親に見守られている安心感が心の疲れを軽くしてくれます。お子さんの心に余裕が生まれるんです。
そして勉強は強制ではありません、したくなければしなくてもいいんです。
人生にそういう時期があっても良いんです
でも一つだけ覚えていて欲しいのは
脳が物事を吸収できる最高の時期(10代)に
たくさんの物事を覚えるたり
応用したりして脳を使うと
20代になってからの人生が変ります
学校の勉強でなくても
お子さんが好きなことを思いっきり吸収して
考えて脳に刺激を与えるだけでいいんです
そうすれば、将来自分のやりたい事が見つかった時に
それが出来る確立がグッと上がります。
明るい未来を切り開いていきましょう!