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不登校の子どものいるご家庭に。ペットのススメ

不登校のお子さんがいるお母さんでしたら、お子さんの状況に日々不安になることも少なくないですよね。

そして、毎日一緒にいてあげることも正直言って難しいかもしれませんね。

最近では、核家族化も進み、それに加えて共働きの家庭も増加しています。

それに、両親ともに仕事や、家庭の用事で家を空けることもあるでしょう。

そうすると、お子さんが一人で、家で留守番をすることになって、不安に感じるお母さんいますよね。

そうすると、ペットを飼うことを検討するかもしれません。

 

子どもに自己肯定感を

不登校のお子さんは、「どうして、学校に行けないのだろう?」「学校に行けないだなんて、ダメな人間なんだ。」と自己否定をしてしまうことも少なくありません。

そんなお子さんには、自己肯定感を抱かせてあげることが大事です。

 

当たり前ですが、ペットは生き物です。

つまり、世話をしてあげる必要があります。

その世話をすることで、ペットには自分がいないといけないと思うこともできます。

そして、ペットはいつでも、自分のそばにいてくれ、否定的な言葉を吐くこともありません。

ペットが自分のことを受け入れてくれていると感じることができ、自己肯定感を抱くことができるきっかけのひとつとなります。

 

アニマルセラピーの効果

アニマルセラピーって聞いたことがありますか?アニマルセラピーとは日本で作られた造語です。

動物と触れ合うことで、その人が感じてしまっているストレスを軽減させたり、その人に自信を持たせたりすることによって、精神的な健康を回復させることができると考えられているものです。

これを読んでいるお母さんも、近所を散歩しているペットや、ペットショップにいる動物たちを見て、かわいいと感じ、癒された経験はありませんか?

 

ペットを飼うことも実はアニマルセラピーの一種と考えてもいいですね。

不登校になってしまったお母さんのお子さんは、色々なことに傷ついて、辛くなって、悩んで悩んでこの状況になってしまっています。

だからこそ、精神的には不安定ですし、心も人よりも繊細で傷つきやすいのが現状です。

ペットはその疲れてしまった心を癒してくれるはずです。

 

外に出るきっかけに

不登校になってしまったあと、お子さんは外に出かけることができていますか?不登校のお子さんの中には「学校に行っていないのに、外に出たらだめ」と思っている子もいます。

そして、外になかなか足が向かないことも少なくありません。

 

もし、散歩が必要なペットを飼うことになったら、外に出かけるきっかけを作ることができます。

外に出て散歩をすることで、外の空気に触れ、季節の移り変わりを肌に感じることが出来ます。

また、ペットを飼っているほかの人と、話をすることもあるかもしれません。

もし、そのようなことがあれば、お子さんが社会性を身につける一助となります。

 

ペットを飼う前に

ペットの与える効果を少し知っていただくことができましたか?

これを見て、「よし、うちでもペットを飼おう」と思ったかもしれませんね。

ですが、ペットを飼う前に少し立ち止まって考えてください。

 

先ほども言いましたが、ペットは生き物です。

おもちゃでもなんでもありません。

お子さんのことを、大切に思うようにペットも家族の一員として迎えてあげる必要があります。

ペットを飼うということは責任が伴うものなのです。

それを、しっかりお子さんとも話をしておきましょう

お子さんにペットの世話の中心を担わせて、責任感を養うのもいいですね。

 

ですが、繊細な心を持っているお子さんです。

もしかしたら、途中でどうしてもしんどくなってしまうかもしれません。

 

そんな時に、「あの時、約束したじゃない。」とか

「なんで、世話しないの。もう、嘘つきね。」

 

などと絶対に言わないであげてください。お子さんがさらに傷ついてしまいます。

もし、そうなったら、お母さんもフォローにしっかりはいってあげてくださいね。

 

お母さんも「状況がよくなればいいのだけれど…。」と不安でいっぱいだと思います。

自分を責めないでくださいね。

ちょっとでも、お子さんが前に進めるように、一緒に歩いてあげてください。

 

※一定条件を満たせば出席扱いも可能
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