不登校になってしまった時、何を思うでしょうか?
私はお先真っ暗で、もう自分には何もない!
と悲観的な気持ちでいたような気がします。
というのも、私にとって「不登校」はもはや過去のもの。
今では良い思い出、とまではいきませんが、のど元過ぎれば何とやら、です。
絶賛不登校中であっても!
絶望の最中であっても!
未来が見えずに悩んでいたとしても!
心配することはありません!!
大丈夫です、「独り」ではないんです。
「独り」だと思っていても、実は似たような経験をしている人はたくさんいますし、きっと貴方の悩みを聞いてくれる人だっています。
不登校は何ら特別な事じゃありません。
ですので、この機会を活かして「もしかしたら」自分の将来に役立つかもしれないことに挑戦してみるのはどうでしょうか?
そもそもITとは何だろう?
ITとは、簡単に言えば「情報技術」というものです。
まあ、簡単に言い過ぎて逆によく分からないですよね。
つまりはコンピューターやインターネットなどデータ通信に関するものを扱う技術とでもしましょうか。
詳しくはネット検索でお願いしますね!
さて、ここでITの技術をマスターしてプログラマーなどになれ、と言いたいわけでは無いのです。
ITの活用はすなわち、情報をいかに活かして用いていくのか、だと私は思っています。
不登校である時間は決して無限ではありません。
長い人生の内の、ほんの少しの間なのです。
ですが、その一瞬の時間が自分の人生を大きく左右することになることもあるのです。
かく言う私自身もそうです。
もしスムーズにみんなと同じように人生を歩めたなら、きっと人並みの素晴らしい人生を歩めたのでしょう。
しかし、現実はそうではないのです。
挫折し、立ち止まり、それでも必死に考えてここまで生きてきました。
今の自分は何を求めて、何ができるのか。
かつては考えもしなかったようなことを真剣に考えていた時間でもあります。
その際に駆使したのが、ITでした。
端的に言えばネットサーフィンから始まり、自分でパソコンを買い、絵を描いたり動画を編集したりと興味のあるものを全て試したと言えるでしょう。
結果、大学というところに落ち着いたのだから人生どう転ぶか分かりませんよね、本当に。
とにかく、ITは可能性を広げる為に十分役立つモノであることは確かなのです。
ITで可能性を広げる
「情報社会」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
現代の社会のニーズはまさしくこれにつきます。
技術があれば可能性はさらに広がります。
ITを裏側から、つまり管理する立場になってみても面白いでしょう。
またはさっき書いたように、自分の興味のある情報を入手するために使うのも良いでしょう。
この時点でITには既に2つの可能性が生まれているのです。
不登校になってしまった経験は、そう簡単に笑ってだれかれ構わず話せるものではありません。
私もいまだにその経験を他人に言う時は戸惑ってしまいます。
大きな傷になっていると言っても良いでしょう。
それだけ深く、複雑な経験でした。
人は忘れる生き物と言いますが、自分の身に起きたことはそう簡単に忘れることなどできません。
乗り越えることだって、今でもできていません。
でも、それに一生縛られ続けることはやっぱりできないのです。
自分の未来の為に
自分の未来のために何ができるでしょう?
なにをすれば良いのでしょう?
答えはその人それぞれが持つもので、簡単に解答を出すことはできません。
しかし、1つだけ確かなことがあります。
それは「何かをしなければ何も始まらない」ということ。
当たり前のようでいて、実は最初の一歩を踏み出すことがどうにもできないものです。
特に不登校中は、にっちもさっちもいかないのは仕方がないことでしょう。
そんな時に気軽に情報を集めることができるのがITを使用することなのです。
自分の未来を見据えることは、今はできないかもしれません。
しかし、その準備を「今」することはできます。
今はとにかく興味のあることにどんどん触れていってください。
そうしていくうちに、きっと自分に必要なものが見えてくるはずです。
焦らずに、肩の力を抜いて「今」を有効活用してみてくださいね。