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管理者は元不登校児の娘を持つ母親です
はじめまして、元不登校児の娘の母 NORI です。 自分の子が不登校になるなんて、まさか、まさか、のパニックでした。 それまでは、少し知ったかぶりして 「不登校になっても勉強して大学に合 ...
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そんな煮え切らない日々がしばらく続きました。
アイコは日に日に 元気がなくなり 表情が暗くなって来ています。
それでも 習い事は好きだったのでその時だけは楽しそうでした。
それが唯一の救いでした。
なんとか上手く行って欲しい。という気持ちでした。
そして 夏休みに入ります。
そうです。「学校に行かなくても良い」という状況になって
アイコの顔は少し明るくなったように思います。
私たちは少しほっとしました。
それと同時に 夏休み明けが少し不安でもありました。
それでも希望を持って 家族3人で過ごしました。
娘の「不登校」の決意は夏休みの後でした。
夏休みが終わる頃にはアイコの元気もかなり戻って来たように思いました。
「明日から学校だね」「みんなと久しぶりに会えるね」
っと前向きな言葉をかけたのを覚えています。
しかし、
9月になり 時間の経過と共にやはり アイコの顔が曇って行きます。
状況は変わっていないようでした。
その頃から アイコは毎朝 正座占いをみて ラッキーアイテムを持って学校に行くようになりました。
「これ持って行ったらいいことがある」という アイコの言葉にとてもやりきれない気持ちになりました。
そして私達にもラッキーアイテムを渡してくれるのです。
「ママは今日はこれね、黄色い物持ってたらいい事あるから」「パパはこれ持って行きや、忘れたらダメよ」
今思い出しても涙が出てきます。
アイコは占いのラッキーアイテムに頼るしか無かったのです。
それでもそのラッキーアイテムを持って 希望を持った顔で毎日出かけていました。
娘の不登校の決意、そして宣言
夏休みが終わり9月の半ば過ぎだったと思います。
アイコがいつものように 学校から帰ってきました。
私が「おかえり」と行った途端
アイコは「占いなんか全然当たらない!嘘やんか!」
と言って泣き出しました。
私は アイコの痛みがすごく伝わってきて
どうしたら良いのか。。
夜、夫が仕事から帰ってきてその事を伝えました。
二人とも「かなり深刻な状況」ということは理解しましたが
どうしていいやら。。
その次の朝のことです。
いつものようにアイコは学校へいく準備をしていました。
私達は何も無かったように普通に過ごしていました。
学校へ行く時間になり アイコが突然言いました。
「もう、学校行かない、学校辞める」
私達は 答えました。
「わかったよ、辛かったんだね。学校には連絡しておくから」
と言いながら この先どうなるのか不安でした。
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4.娘の不登校で私達 親がとった行動
ここからはもう私達親がなんとかするしかありません。 アイコが「助けて」と言っているのですから。 まさかこの状況で「頑張って学校行きなさい」とは言えませんでした。 アイコは充分頑張ったと思います。 私達 ...
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