フリースクールとは不登校の子どもたちが居られるところです。
NPO法人、民間企業、または個人で作られたもので、いろいろな形で学びの場所やみんなで協力し合う場所として存在されています。
スクールは公的な学校として認められていないので、
義務教育(小学校、中学校)に在籍したままフリースクールに通うことになります。
現在、義務教育現場でも半数程は、フリースクールに通っていれば出席日数としてカウントしてもらえるので、
学校とフリースクールと相談してから通うところを決めることがとても大切です。
小学校、中学校不登校の子どもが居られる場所があって、学校と相談したら出席日数として認められる。
そして自由度が高い。
となると行かせてやりたいと思いますが、一番気になるところはやはり費用面です。
授業料や入会金、他にかかる費用面など、どの様になっているかお伝えしたいと思います。
フリースクールの選び方【費用は自己負担】
不登校の子どものためにあるフリースクールですが、まだ公的な学校として認められていませんので、塾と同じように授業料は全額自己負担になります。
授業料の相場はスクールの規模にもよりますが、
平均3万円ほど。入学金は5万円ほどです。
他に場所によって通学するのに定期券が必要になりますが、
普通定期券だとJRでは中学生の1ヶ月の料金は倍くらい金額が変わってきます。
フリースクールへ通うことが公的学校への出席扱いと認められ、証明等を示すことができれば通学用定期券が利用できる場合があります。(必ず利用できるかはわかりません)
まず利用駅にて、確認してください
フリースクールの選び方【学校側と相談すること】
定期券の問題だけではなく、学校側は出席扱いとしてくれるフリースクールか
どうかの確認は必ず行うことが大切です。
あまり小さいフリースクールだと、学校側も認めてくれない場合もありますので、
単に料金が安いというだけで決定するより、
学校側に「ここのフリースクールに通って、出席扱いにしてくれるのか」
が大切です。
単に安いだけで決めることより、
子どもの今後の進路にも大きく関わることですので、
子ども、学校それぞれとしっかり相談してから決めましょう。
フリースクールの選び方【授業以外の費用】
【授業料以外にも、イベント事や旅行などの企画は別料金】
座学学習だけではなく、フリースクールにも体験型学習や旅行、
キャンプなどのイベントがあり、フリースクールによっては
体験型学習を多く取り入れ、体で学ぶことを優先しているところもあります。
もちろん子どもにとっては楽しめる学習スタイルですが、
もちろんそのお金も実費です。
なるべく保護者の負担を減らすため、
スクール側もバザーなどを開催して資金集めをしているところもありますが
それにもやはり限界があり、不足部分はどうしても実費の要請があります。
その金額については、スクールによってどんなことをするかで変化しますので、
一概にどのくらいかかるとは言えないです。
フリースクールの選び方【公立との学費の差は歴然】
【公立中学校とフリースクールとの学費の金額の差は歴然】
公立中学校は授業料や入学金はありませんが、
その他でかかる学費(修学旅行や給食費、部活動費など)は
平均年間約50万円弱と言われています。
フリースクールになりますと、これもスクールによって異なりますが、
授業料だけ50万円弱かかってきます。
これにイベントなどの企画の料金が発生してきますので、
私立中学校の平均年間費用130万円程に迫る金額になります。
そして高校生がフリースクールへ通い高校の出席日数を得たいと考えると
公的高校に籍をおいた状態にしなければなりません。
そうなるとどちらにも授業料を払うことになりますので、
かなりの負担になることになります。
子どもがフリースクールで学びたいと話してきたときは、
まずどういう学校があるかネットなどで調べ、
資料請求をいくつかしてみて、
その中から家計と相談しながら
親と子どもと折り合いのつくところで選んでいきましょう。
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